小杉放菴記念日光美術館の公式Web Site

展覧会

開館20周年記念
入江観 故郷―日光を描く

2017年9月16日[土]〜11月5日[日]

休館日=毎週月曜日(祝日のときは開館し、その翌日を休館)

開館時間=午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

 小杉放菴記念日光美術館では、入江観の、日光では13年ぶりとなる個展を開催いたします。
 入江観は1935(昭和10)年、栃木県日光町(現・日光市)に生まれました。1953(昭和28)年に東京藝術大学美術学部藝術学科へ入学後、加山四郎に学び、在学中の1956(昭和31)年には第33回春陽会展に初入選、同会の研究所で岡鹿之助、三雲祥之助らの指導を受けました。 春陽会の創立に関わった小杉放菴が日光の出身であり、小学校の先輩でもあったため、少年時代から放菴の名前と春陽会の存在を強く意識していたといいます。
 1962(昭和37)年、フランス政府給費留学生として渡仏。 フランス国立高等美術学校でモーリス・ブリアンションに師事し、セザンヌの作品を見るために足繁く印象派美術館へ通い、サロン・ドートンヌにも出品しました。 1964(昭和39)年に帰国後、春陽会会員に推挙。 1967(昭和42)年に、勤務先であった女子美術短期大学の茅ヶ崎校舎開校にともない、茅ヶ崎に転居し、海辺の光景を描くようになります。以後も旺盛な制作活動を続け、毎年の春陽会展に出品。 同会を牽引していく立場となり、公立美術館で個展が開催されるなど実績を重ね、現在も女子美術大学名誉教授、日本美術家連盟理事として、美術界の第一線で活躍しています。
 広く青い空や、彼方に見える水平線が印象的な、“茅ヶ崎の画家”というイメージの強い入江観ですが、ここ10年ほどは故郷・日光を精力的に描いてきました。 本展では、画家が愛する日光の風景を描いた、旧作から最新作までを一堂に会し、入江観にとって、故郷とは、日光とは何なのかを問い直すことで、「蒼天の画家」と呼ばれるこの画家の、新たな魅力に迫りたいと思います。

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催し物

入江観氏によるギャラリー・トーク

2017年9月30日[土]
午前10時30分より(1時間程度)

「開館20周年記念 入江観 故郷―日光を描く」展に合わせ、入江観氏によるギャラリー・トークを開催いたします。
 子どもの頃は、あまり好きではなかったという日光の風景が、いつの間にか画家にとって大切な風景になっていた。
 入江観氏の故郷・日光への想いについて、作品を前に語っていただく貴重な機会です。

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催し物

開館20周年記念演奏会
三浦一馬〈バンドネオン〉・ 川久保 賜紀〈ヴァイオリン〉
デュオリサイタル

2017年10月9日[月・祝]
 開場 = 午後5時30分
 開演 = 午後6時30分
 終演予定 = 午後8時

 三浦一馬さんは、日光市にゆかりのある、日本を代表する若手実力派バンドネオン奏者です。世界最高峰のバンドネオン奏者であるネストル・マルコーニ氏や、日本の若手リーダーとしてタンゴ界を牽引している小松亮太氏に師事しました。

 2008年10月、イタリアで開催された第33回国際ピアソラ・コンクールで、日本人初にして史上最年少での準優勝を果たします。2015年には、「第25回出光音楽賞」をバンドネオン奏者として史上初めて受賞。2009年に《タンゴ・スイート》でCDデビュー。2011年、別府アルゲリッチ音楽祭に出演。今年に入ってからは、自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」を結成し、ますます活動の幅を広げています。

 今回のコンサートでは、2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞のヴァイオリニスト、川久保賜紀(かわくぼたまき)さんと共演いたします。普段なかなか聴くことの出来ない、バンドネオンとヴァイオリンの共演を、この機会にぜひ、お楽しみください。


■演奏曲目■
・ヴィターリ《シャコンヌ》
・バッハ《インヴェンションとシンフォニア》より
・ピアソラ《タンゴの歴史》より
・ピアソラ(マルコーニ編):ピアソラ・セレクション(バンドネオン・ソロ)ほか

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催し物

ワークショップ「入江先生とスケッチに行こう!」

講師:入江観 氏(画家、春陽会会員・女子美術大学名誉教授)

2017年10月28日(土)
午前10時より(2時間程度)

「開館20周年記念 入江観 故郷―日光を描く」展に合わせ、入江観氏と一緒に、美術館周辺の風景をスケッチするワークショップを開催します。
 入江氏にとっても、初めて実施する貴重なワークショップにもなります。子どもから大人まで楽しめますので、ぜひ、お気軽にご参加ください。

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小杉放菴記念日光美術館が実施する鑑賞教育について

国立公園協会の寄贈による《国立公園絵画》について

「公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館」について