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展覧会⼆⽊直⺒
眺望を求めて-⼩杉放菴とともに-

ex-129 二木直巳 眺望を求めて-小杉放菴とともに-

2014年7月19日[土]~8月31日[日]

休館日=毎週月曜日(祝日のときは開館し、その翌日を休館)
開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 このたび、小杉放菴記念日光美術館では、現代美術の作品と小杉放菴の作品を対比的に展示する企画の第二弾として、<二木直巳 眺望を求めて-小杉放菴とともに->展を開催いたします。

 二木直巳氏は、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科を中退後、長年にわたり、とくに、個展を中心に作品の発表を続けてこられました。その作品の傾向はいくたびかの変転を見せましたが、ここ20年以上は「見晴らし台」と称するシリーズの制作が続けられています。この一連の作品は、横長の紙の画面を上下に三分して、上段は白いまま残し、中段には画家が「eye-rail」(目すり/視覚の欄干)と呼ぶ目盛のような区画を設け、全体の4分の3以上の面積を占める下段に鉛筆や、青や緑の寒色系の色鉛筆で、ひたすらに線を重ねて引き続けるという厳格な形式と手順に従って制作されており、実に特異な絵画の在り方と言えるでしょう。

 そして、これらの作品では、確固とした形象が保持されると同時に、その枠組みの中でフリーハンドで引かれる線の偶然性も存在し、繊細でありながらも力強く、観念的でありながら物質性も感じさせ、理性的でありながら感覚的でもあるなど、相反する指向が包括され、このことが豊かな絵画空間を現出させていると高く評価されています。

 今回の展覧会は、このような独自の方法により、孤高の制作を続けてこられた二木直巳氏に、自作と、当館が所蔵している小杉放菴の作品とを組み合わせた展示を構成していただき、その対照の中で両者の作品における「眺望」が意味するものを手掛かりとし、「絵画」の本質を探ることができるのではないかという意図で企画されました。全く異なる相貌を示す二人の作品の邂逅が、どのような展示効果をもたらすのか、御期待ください。

詳細情報
会場 小杉放菴記念日光美術館 展示室
主催 公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会
料金 一般720(640)円、大学生510(460)円、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
広報 「二木直巳 眺望を求めて-小杉放菴とともに-」展チラシ.pdf
二木直巳展出品目録.pdf
お問い合わせ 小杉放菴記念日光美術館
〒321-1431 日光市山内2388-3
telephone:0288-50-1200