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展覧会⼀体感醸成事業
日光市所蔵の工芸と版画

ex-103 日光市所蔵の工芸と版画

2010年9月18日[土]~10月17日[日]

休館日=毎週月曜日(祝日・振替休日のときは開館し、その翌日を休館)
開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 2006(平成18)年、二市二町一村が合併して、新しい日光市が誕生した直後から、教育委員会では、小・中学校や文化会館・総合会館、歴史民俗資料館など、美術館以外の市の施設が保管する美術作品についての調査を行ない、一覧リストを作成しました。

 その後、このリストの内容をジャンルごとに検討したところ、展覧会の開催が可能ではないかと思われるいくつかのテーマが浮かび上がってきましたので、日光市教育委員会と財団法人小杉放菴記念日光美術館が連携し、2008(平成20)年度より、随時、作品を紹介する企画を実施してまいりました。

 今年度に開催する第3弾では、日光市が所蔵している美術作品の中から、旧・今市市が「まちまるごと博物館推進事業」として収集した工芸品と版画を、小杉放菴記念日光美術館において展示いたします。
 旧・今市市による「まちまるごと博物館推進事業」は、市民が自ら地域遺産や文化・芸術などを学び、まち全体に生涯学習の場である博物館の機能を持たせようとするもので、1999(平成11)年度から開始されました。

 このたびの展示で紹介する工芸品と版画は、2003(平成15)年度に購入された、10人の作家の方々による全34点にのぼる作品で、二人の人間国宝による、2点の陶芸作品もふくまれています。工芸品には、陶芸、金工、竹工芸、漆工芸というさまざまなジャンルの作品があり、また、版画でも、シルクスクリーン、銅版、木口木版など、多様な技法が網羅されていて、それぞれ、一流の作家による全体的にバランスのとれたコレクションであると言えるでしょう。この展示を通じて、市内における芸術文化意識の向上を基にした一体感の醸成に資する機会になれば幸いです。

  ※この展覧会は、「所蔵作品撰 2010秋」との同時開催です。

詳細情報
会場 小杉放菴記念日光美術館 展示室
主催 日光市教育委員会/日光市/財団法人 小杉放菴記念日光美術館
料金 一般700(630)円、大高生500(450)円、中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
広報 「一体感醸成事業 日光市所蔵の工芸と版画」展チラシ.pdf
「一体感醸成事業 日光市所蔵の工芸と版画」展出品目録.pdf
お問い合わせ 小杉放菴記念日光美術館
〒321-1431 日光市山内2388-3
telephone:0288-50-1200