1. ホーム
  2. 展覧会・催し物
  3. 2018年度
  4. ex-152 美人画の四季 培広庵コレクション展

展覧会美人画の四季
培広庵コレクション展

ex-152 美人画の四季 培広庵コレクション展

森川青坡《雪中二美人の図》
昭和初期
培広庵コレクション

ex-152 美人画の四季 培広庵コレクション展

【初公開】鏑木清方《初雪》
1912(明治45)年頃
培広庵コレクション
©Akio Nemoto 2018/JAA1800149

2018年9月15日[土]~11月11日[日]

休館日=毎週月曜日(祝日のときは開館し、翌日を休館)
開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 日本画独特の一領域に、「美人画」があります。この言葉そのものは、大正期に徐々に確立されていったとされていますが、江戸時代に浮世絵として流行した「美人絵」からの流れにあり、時代ごとの空気をまといながら変化してきた世界でもあります。

 培広庵コレクションは、優美で高品な上村松園や鏑木清方らの作品から、関西で活躍した北野恒富や島成園らに見られるデカダンスな雰囲気を帯びた作品まで、明治から昭和にかけての変化をつぶさに眺めることの出来る、日本有数の美人画コレクションとしてよく知られています。また紺谷光俊や森川青坡、栃木県出身の小川雨虹など、優れた美人画を残していながらその実作品を見る機会が少ない画家の作品が含まれることも特徴です。

 本展では、これらの作品の魅力を引き立てている、日本の四季や雪月花といった伝統美にも着目しながら、培広庵コレクションとしては本展が初公開となる10点以上の作品とともに、近代美人画の逸品をご紹介してまいりたいと思います。

 美人を描けば美人画になるわけではありません。そもそも美人とは何なのか、ひいては人の美しさとは何なのか。そんなことを考える場を、この展覧会は与えてくれると期待しています。

詳細情報
会場 小杉放菴記念日光美術館 展示室
主催 公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会
協力 培広庵/ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社
料金 一般720(640)円、大学生510(460)円、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方とその付き添いの方1名は無料となります。
※第3日曜日「家庭の日」(9月16日、10月21日)は、大学生は無料となります。
※会期中、着物でご来館いただいたお客様は観覧料を10%割引いたします。
関連イベント ●講演会「美人画ってなんだろう?」
  講師:篠原 聰 氏(東海大学課程資格教育センター准教授)
  2018年9月30日[日]午後2時より
●担当学芸員によるギャラリー・トーク
  2018年9月22日[土]、10月21日[日]、11月11日[日]
  各午前10時より(1時間程度)
広報 美人画の四季 培広庵コレクション展チラシ.pdf
美人画の四季 培広庵コレクション展出品目録.pdf
お問い合わせ 小杉放菴記念日光美術館
〒321-1431 日光市山内2388-3
telephone:0288-50-1200