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展覧会所蔵作品撰
国立公園の絵画展

ex-125 所蔵作品撰 国立公園の絵画展

和田英作《三保富士》
1953年
小杉放菴記念日光美術館蔵

前期|2013年9月14日[土]~10月27日[日]
後期|2013年11月2日[土]~12月23日[月・祝]

休館日=毎週月曜日(祝日・振替休日のときは開館し、その翌日を休館)
開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 昨年度に、日光市が「財団法人 国立公園協会」より寄贈いただき、小杉放菴記念日光美術館の所蔵となった《国立公園絵画》80点については、本年の1月から4月にかけて、その全体像を<日光市新収蔵記念 美しき日本の風景 国立公園の絵画展>として御紹介しましたが、その展覧会では、コレクションの全貌を理解しやすいよう、描かれた対象である国立公園の所在地で東西に分割し、前期を「東日本編」、後期を「西日本編」として展示しました。

 所蔵作品撰として、改めて開催する今回の展覧会では、より個別的な作品についての関心を高めていただくために、コレクションを制作年代によって2つに分け、前期と後期で展示します。前期は、現時点の最新作である2009(平成21)年の作品から、国立公園法の制定20周年記念事業として、1953(昭和28)年に当時の厚生省国立公園部と「財団法人 国立公園協会」が制作を依頼した作品まで。後期は、1953(昭和28)年の作品から遡り、国立公園制度の啓発活動の一つとして、実際の指定以前に候補地を絵画で紹介した「国立公園洋画展覧会」の出品作まで。80年以上におよぶ「国立公園絵画」の歴史の流れを、作品の数によって二分したところ、ちょうど、現存する作品が最も多く描かれた年が区切りとなりました。制作を担当する画家たちの世代交代にも重なる時期と言えるでしょう。

 連綿と描き続けられて形成されたコレクションの中で、それぞれの作品が示す表現の時代性や画家の技法の変化、風景に対する人々の自然観の変遷などを、今回の展示により、いくらかでも感じ取っていただければ幸いです。

詳細情報
会場 小杉放菴記念日光美術館 展示室
主催 公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会
料金 一般700(630)円、大学生500(450)円、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
広報 「所蔵作品撰 国立公園の絵画展」出品目録.pdf
お問い合わせ 小杉放菴記念日光美術館
〒321-1431 日光市山内2388-3
telephone:0288-50-1200