2011年7月23日[土]~9月4日[日]
休館日=会期中無休
開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
人類が誕生してから現在までの歴史の中で、「動物」は常に身近な存在でした。狩猟の対象として食料になり、家畜として利用され、ペットとして愛玩され、あるいは、人間に危害さえおよぼす強力な存在として畏敬の念を抱かれ、
信仰の対象にもなっています。現存する人類最古の絵画とされるラスコーやアルタミラの洞窟壁画で、主要なモティーフが動物であったことは決して偶然ではないでしょう。
一方、日本では、江戸時代までの博物学である本草学が、土、草、虫、魚、獣などの、無生物も含めた諸々の事物を区別せずに扱っていたため、西洋の学問が流入してくるまで生物を動物と植物に二分する分類が行なわれませんでした。すなわち、日本においては、「動物」というのは、きわめて近代的な概念だったのです。
今回の展覧会では、小杉放菴も含めた近代以降の美術家たちが、どのように動物と向き合い、自らの技法において表現してきたのかを、現代の美術の動向を含めて御紹介するとともに、それぞれの動物の生き生きとした生態を楽しみたいと思います。
会場 | 小杉放菴記念日光美術館 展示室 |
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主催 | 財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会 |
協力 | 企画協力=株式会社 キュレイターズ |
料金 | 一般700(630)円、大学生500(450)円、高校生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体割引料金 |
関連イベント | ●親子で楽しむワークショップ 「生まれ変わる、よみがえるダンボール―ダンボールでつくる生きものたち―」 講師=玉田多紀(造形作家) 日時=2011年7月23日[土] 午後1時~4時 会場=小杉放菴記念日光美術館 エントランスホール ●風船でつくる夢の世界―バルーンアートを楽しもう― 講師=小林稔 氏 日時=1回目 2011年7月24日[日] 午後1時30分~3時30分 2回目 2011年9月3日[土] 午後1時30分~3時30分 |
広報 |
「美術館は動物園展」チラシ.pdf 「美術館は動物園展」出品目録.pdf |
お問い合わせ | 小杉放菴記念日光美術館
〒321-1431 日光市山内2388-3 telephone:0288-50-1200 |