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展覧会没後50年
所蔵作品による小杉放菴展

ex-128  没後50年 所蔵作品による⼩杉放菴展

小杉放庵《厳島風景》
1933年
小杉放菴記念日光美術館蔵

前期|2014年4月12日[土]~5月25日[日]
後期|2014年5月31日[土]~7月13日[日]

休館日=毎週月曜日(5月5日、6日は開館し、5月7日に休館)
開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 今年は小杉放菴が没して50年の節目を迎える年であることから、日光の美術館が、開設準備の段階より、20年以上の歳月をかけて収集を続けてきた小杉放菴の作品の精髄を、前期と後期に分けて一挙に御紹介します。

 1992(平成4)年に、旧・日光市が、小杉放菴の1200点以上にものぼる素描作品を、放菴の御長男で早稲田大学名誉教授の故・小杉一雄氏から寄贈いただいたことが、小杉放菴記念日光美術館が設立される大きな契機となりました。

 これらの素描は、主に日本画を制作するための準備段階の作品で、ほとんどの作品に季節をまちがえないようにするための日付が記され、さらにいくつかの作品には細かい色の指定も書き入れられています。

 一枚の本絵を完成するために、画家がいかに神経を使い、周到な用意のもとに努力したかがよく理解される作品群ですが、今回の展覧会では、小杉放菴の画風の変遷をたどりつつ、日本画と素描作品を合わせて展示することにより、西洋美術の強い影響を受け続けた日本の近代美術の流れの中で、あくまでも写実に基本を置きながら、新たな日本の絵画の創造を真摯に目指そうとした小杉放菴の制作活動の本質と、その意義に迫りたいと考えています。

詳細情報
会場 小杉放菴記念日光美術館 展示室
主催 公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会
料金 一般720(640)円、大学生510(460)円、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
広報 「没後50年 所蔵作品による小杉放菴展」出品目録.pdf
お問い合わせ 小杉放菴記念日光美術館
〒321-1431 日光市山内2388-3
telephone:0288-50-1200