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  4. ex-151 日本美術の精華 日本芸術院所蔵作品名品展

展覧会創立99年 日本美術の精華
日本芸術院所蔵作品名品展

ex-151 日本美術の精華 日本芸術院所蔵作品名品展

結城素明《炭窯》
1934(昭和9)年
日本芸術院蔵

ex-151 日本美術の精華 日本芸術院所蔵作品名品展

松林桂月《香橙》
1952(昭和27)年
日本芸術院蔵

2018年7月14日[土]~9月9日[日]

休館日=毎週月曜日(祝日のときは開館し、その翌日を休館)
開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 日本芸術院は、1907 年に文部省美術展覧会(文展)開催のために設置された美術審査委員会を母体に、1919 年に帝国美術院として創設されました。その後、帝国芸術院時代を経て、戦後の 1947 年に日本芸術院へ改称、芸術上の功績者のための我が国唯一の栄誉機関として現在に至っています。

 小杉放菴もまた、日本芸術院の会員でした。1935 年、帝国美術院の改組にともない会員となった放菴は、いったん辞表を提出しますが、1937 年の帝国芸術院設立時に再任命され、その後は 1958 年に辞任するまで、日本美術の将来のため、芸術院の活動に尽くしました。

 帝国美術院時代から数えて、まもなく100 年という歴史と伝統をもつ日本芸術院には、同院会員の作品をはじめ、日本芸術院賞を受賞した作品など、近現代の巨匠たちの作品が数多く所蔵されています。
 本展は、これら名品の数々から、小杉放菴と同時代に活躍した美術家たちを中心とする日本画、洋画、彫刻作品をご紹介するとともに、放菴にとって日本芸術院の会員であったことは、どのような意味を持っていたのかを考える機会とするものです。

 また、これにあわせ、小杉放菴が会員だった時代の芸術院美術展出品作である、《金太郎遊行》(栃木県立美術館蔵)も特別出品いたします。

詳細情報
会場 小杉放菴記念日光美術館 展示室
主催 公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会/下野新聞社
協力 日本芸術院(出品協力)
料金 一般720(640)円、大学生510(460)円、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方とその付き添いの方1名は無料となります。
※第3日曜日「家庭の日」(7月15日、8月19日)は、大学生は無料となります。
※7月22日[日]は「親子の日」につき、お子様(高校生以下)連れの保護者の方は、2名まで無料となります。
関連イベント ●講演会「帝展改組と小杉放菴 ―― 芸術院の創設」
  講師:増野恵子 氏(早稲田大学非常勤講師)
  2018年9月1日[土]午後2時より
  ※入館券をお求めのうえ、お時間までに美術館受付前にお集りください。
●担当学芸員によるギャラリー・トーク
  2018年7月22日[日]、8月18日[土]
  各午前11時より(1時間程度)
広報 日本芸術院所蔵作品名品展チラシ.pdf
日本芸術院所蔵作品名品展出品目録.pdf
お問い合わせ 小杉放菴記念日光美術館
〒321-1431 日光市山内2388-3
telephone:0288-50-1200