展覧会の紹介2010-02
自然@美術
小杉放菴の自然へのいつくしみ
2010年6月5日(土)~2010年7月19日(日)
会場
小杉放菴記念日光美術館
休館日
会期中無休
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般700(630)円、大高生500(450)円、中学生以下は無料
()内は20名以上の団体割引料金
主催
財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会
下野新聞社
趣旨
開館以来、小杉放菴記念日光美術館の
所蔵コレクションの中核を担っているのは、
1992(平成4)年に、小杉放菴の長男で
早稲田大学名誉教授であった
故・小杉一雄氏より旧・日光市へ
寄贈された、約1200点にもおよぶ
「小杉放菴の寫生画」です。
寄贈にあたって小杉一雄氏は、
「絵は『絵かき』という木に咲いた
花のようなもの」であり、
「小杉放菴の寫生画」は
「すべて本絵の花鳥画の基盤」であると
述べられました。すなわち、
小杉放菴という一本の大木に咲いた
華麗な花が、あの絢爛で華やかな
花鳥画であり、その根にあたるのが
「寫生画」ということです。
近年、画家の創造活動の源泉にさかのぼる
過程として、スケッチや素描についての
一般的な関心が高まっており、
「小杉放菴の寫生画」についても、
その細部にまで行き届いた観察眼の鋭さや
デッサンの正確さ、繊細でありながら
メリハリが効いた線描の技術など、
美術作品として、第一級の価値を認めるべき
ものであると多くの美術関係者たちから
評価されてきました。と同時に、
その優れたデッサン力は、描かれた動植物の
生態についても余すところなく伝えており、
日光の地で生まれ育った小杉放菴の
自然に対する感覚が、一体、
どのようなものであったのかということを
理解するための、一つの材料にも
なり得るでしょう。
このたびの展覧会では、野鳥や植物などの
研究家の方たちに協力をお願いし、
当館が所蔵している「小杉放菴の寫生画」に
ついて、動植物の生態面から
検証を行なってみたいと考えています。
