展覧会の紹介2009-03
間島秀徳 Kinesis / 水の森
-小杉放菴とともに-
2009年7月25日(土)~2009年9月13日(日)
会場
小杉放菴記念日光美術館
休館日
会期中無休
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般700(630)円、大高生500(450)円、中学生以下は無料
()内は20名以上の団体割引料金
主催
財団法人 小杉放菴記念日光美術館
日光市
日光市教育委員会
日本経済新聞社
趣旨
このたび、小杉放菴記念日光美術館では、
〈間島秀徳 Kinesis / 水の森-小杉放菴とともに-〉展を
開催いたします。
「現代日本画の旗手」として注目を集めている
作家の一人である間島秀徳氏に、自身の作品と、
当館が所蔵している小杉放菴の作品とを
組み合わせた展示を構成していただき、
小杉放菴の新たな魅力を見出すとともに、
その対比の中で、「日本画」というジャンルについて
再考することを試みます。
間島秀徳氏の作品は、パネルに貼った麻紙に
アクリル絵具や墨で下地を作り、
その上に膠と水で溶いた胡粉や岩絵具、
大理石の粉などを吹き付けたあと、
パネルを縦、横、斜めへと自在に傾けることで制作されます。
作家自らが身体を使ってパネルを動かし、
画面を傾斜させることで、重力の作用により、
顕色材と固着材を溶かし込まれた水が麻紙の上を
動き回りながら、その痕跡を画面に刻み込むかのように、
幾重にも定着してゆくのです。そして、完成した作品には、
見る者にさまざまなイメージを連想させるとともに、
深淵へ引き込むような重厚な奥行と、
宇宙的な広がりさえも感じさせる、
確固とした絵画空間が現出しています。
東京藝術大学で日本画を専攻して、墨や紙、膠、岩絵具など、
いわゆる「日本画」の画材を積極的に用いつつも、
近代以降の「日本画」を規定する枠組みからは
自由であろうとし、さらに、自然の中で展示したり、
建築とのコラボレーションなどを行なってきた
間島秀徳氏の作品が、日光の美術館という環境の中で
小杉放菴の作品と出会ったときに、
どのような相貌を現わすことになるのか、
ぜひ、御期待ください。
